お知らせ

かっぱ橋道具街90周年記念シンボル像建立

東京合羽橋商店街振興組合では、平成15年10月に「合羽橋道具街」が誕生してから90年を迎えるにあたり、これを記念してシンボル像「かっぱ河太郎」を建立し、お披露目いたしました。

「合羽橋道具街」は、明治末期から大正初期に古道具を取り扱う店の集まりから発生し、第二次世界大戦後に主に料理飲食店器具や菓子道具を販売する商店街へと発展しました。現在では、和、洋、中華食器、漆器、和洋菓子機器、厨房設備器具、ショーウインド、和洋家具、店舗装備デザイン施工、サンプル、看板、食料原材料、包装用品等を取り扱う 170店舗強から構成される約 800メートルにも連なる世界でも珍しい専門店街に成長しました。

東京・上野と浅草のほぼ中間地点に位置し、今では下町の気さくな雰囲気と品質の良さと品揃えの豊富さが自慢です。一流ホテル・旅館からご家庭の主婦まで、様々なお客様のご要望にお応えでき、そして楽しくお買い物ができる道具街となりました。

平成15年に 90周年を記念して、日展、日彫展などで数多く受賞されている彫刻家の「西村祐一」先生 並びに工芸作家の「北村真一」先生に制作をご依頼し、現在は暗渠となった道具街通りの下を流れる新堀川などの堀割工事を手伝ったとされる河童伝説に基づいて、台東区のご支援ご協力のもと、道具街中央ポケットパーク再整備を契機に、そこに「かっぱ河太郎像」を建立させていただきました。

この「かっぱ河太郎像」が商売繁盛のご利益あるシンボルとなれるよう道具街一同、願っています。

◇「かっぱ河太郎像」概要
所在地/東京都台東区松が谷 2-25-9
(合羽橋道具街中央清水寺並びポケットパーク)
建立年月日/平成15年10月7日(火)
建立者/東京合羽橋商店街振興組合
構造・規格/高さ 1.5メートル
本体ブロンズ(金箔張り)
制作者/ 西村 祐一、北村 真一
制作期間/約1年